連日ニュースで、
韓国を「ホワイト国」から除外
という報道がされていますね。
ここで

と疑問が出ると思います。私も思いました。
そこで、この記事では分かりやすく簡単に「ホワイト国」を説明していきます!
2019年8月2日より「ホワイト国」という名称が「グループA」,「非ホワイト国」は「グループB、C、D」へと変更されました。
もくじ
ホワイト国って何?
日本や主要国は、核兵器など大量破壊兵器の拡散を防ぐため、軍事転用できる製品の輸出を管理しています。
ホワイト国は「大量破壊兵器を拡散させる恐れがない」と日本が信頼する国々のことで、日本独自の制度です。


日本が、ホワイト国と認定しているのは、米国や欧州諸国など27カ国あり、韓国には2004年に認定されました。
アジアでは韓国だけです。
軍事転用されると特に危険と政府が指定した製品は、輸出のたびに審査を受け、許可を得る必要があります。
しかし、ホワイト国には、3年分の許可を一括して出す優遇措置がされます。

ホワイト国には、どんな国がある?

ヨーロッパ
- オーストラリア
- ベルギー
- ブルガリア
- イギリス
- デンマーク
- フィンランド
- フランス
- ドイツ
- チェコ
- ギリシャ
- ハンガリー
- アイルランド
- イタリア
- ルクセンブルク
- オランダ
- ノルウェー
- ポーランド
- ポルトガル
- スペイン
- スウェーデン
- スイス
北米
- アメリカ
- カナダ
オセアニア
- オーストラリア
- ニュージーランド
南米
- アルゼンチン
アジア
- 韓国
2019年8月2日に韓国を「ホワイト国」から除外する政令改正を閣議決定。8月7日に公布し、28日に施行される予定。

韓国がホワイト国から外れるのはいつからいつまで?
政府は2019年8月2日、「ホワイト国」から韓国を除外する政令改正を閣議決定しました。
半導体材料の韓国向け輸出管理の厳格化に続く第2弾となります。
7日に公布し、28日に施行する。

つまり、
- ホワイト国除外は、2019年8月28日から
- いつまでかは、未定

韓国はホワイト国から除名されるのを、なぜ反発してるの?

韓国が反発している理由には、いくつか憶測がありますが、大前提として、ホワイト国から除名されると
韓国が日本から輸入の際に、食品と木材を除くほぼ全ての品目で、日本の経済産業省から個別審査を求められることになる
ということになります。

ということで、考えられる原因としては、
- 日本からの輸入物物資が入りずらくなり、韓国企業の通常業務に滞りが起こり、困る。出荷遅延などの問題が起こり、困る
- 本当に軍事転用や、軍事転用用に他の国へ横流しをしていて、それで利益を得ていたので、困る。
など、様々な原因が考えられます。
